JA女性部むらさき会(広井 香代子会長)は、前期活動として6月中旬に研修旅行、8月下旬に第1回研修会を開催しました。

 6月12日からの1泊2日の日程で行われた研修旅行には同会員15名が参加しました。
 バスは町内を出発し、小樽市祝津にある『小樽貴賓館』へ。美しい庭園を抜けると、往時の栄華を伝える旧青山別邸が見えてきます。落ち着きのある邸内で貴賓館でしか味わうことのできない一品、にしんお重を頂きました。くさみがなく、柔らかな口当たりの甘露煮に「おいしい!」と思わず言葉を零される様子も見られました。
 次に向かったのは北海道最大の規模を誇る小樽水族館。大きな水槽の中を優雅に泳ぐ魚たちに時間を忘れて目を奪われているようでした。青空の下で行われたアザラシやペンギンのショーでは愛くるしいその様子に「可愛いね」と写真をたくさん残されていました。
 海の生き物たちを観賞後、一同は田中酒造亀甲蔵へ向かいました。そこでは一つのお酒が出来るまでの工程を見学することができました。真剣に耳を傾け、時には「すごいね」と感嘆される様子も見られました。見学終了後はお土産用のお酒を手に取り、「飲むのが楽しみだね」と帰宅後の晩酌に胸を弾ませているようでした。
 夕方、小樽寿司通り『日本橋』にて小樽近海で獲れる天然の魚介を使用した自慢の海鮮料理を頂いたのち、宿泊先の『グリッズプレミアムホテル小樽』へ。おいしいお食事と温泉で1日の疲れを癒し、研修1日目を終えました。
 2日目は朝から曇天が広がり、時折小雨が降るなど不安定な天候でしたが、訪問先である『NIKI Hills Winery』に到着する頃には雨が止んだため、濡れる心配もなくツアーに参加することが出来ました。
 ツアー終了後にワインやぶどうジュースを試飲すると、「すごくおいしいね!」と、感動のあまりすぐに購入される方もいらっしゃいました。
 フルーツパーク仁木にてランチビュッフェを頂いたのち、敷地内にある育苗温室でお花を観賞し帰路につきました。帰りのバスでは、お土産話に花を咲かせているようで車内は和やかな雰囲気に包まれていました。
 研修旅行初参加の方とも2日間を通してたくさん交流することができ、会員同士の仲を深められるとても有意義な時間を過ごすことが出来たようです。

 8月27日に午前日程で開催した第1回研修会には同会員13名が参加しました。
 初めに清水町農業研修会館にてボッチャを行いました。1年ぶりとなるボッチャの開催に、試合開始直後は「どう投げようかな」と試行錯誤しながら投球されていましたが、試合が進むにつれて、しっかりと狙いを定めて思い切りよく投球する様子が見られました。投球が上手くいくと、敵味方関係なく全員で拍手をして喜ぶ様子が見られ、終始和気藹々とした雰囲気でした。審判や得点板の表示、カラーボールの回収などは協力して行い、スムーズに試合を進めることが出来ました。試合終了後の順位発表にて優勝チームに景品が贈られると、会場は拍手で包まれました。互いの健闘を讃え合い、ボッチャを終了しました。
 時刻は12時を回り、あっという間に昼食の時間となりました。『中華料理 四川』にてボリュームいっぱいの美味しいお食事を時間の許す限り堪能し、お腹と心を満たしました。
 今回は午前日程での開催となりましたが、日々の疲れをリフレッシュできたようで、研修会終了後には「今日は本当に楽しかった!」と笑顔で話されていました。