JA女性部むらさき会(佐藤恵子会長)は、前期の活動として、6月に1泊で研修旅行と8月に第1回研修会を行いました。

 6月24日から1泊2日の日程で行った札幌・小樽方面への研修旅行には、会員18名が参加しました。
 町内を出発したバスは高速道路を走り、札幌市内へと向かいます。車内は、久しぶりに集まった会員同士、会話も弾み、とても賑やかです。
 まずは、市内でも大人気のビュッフェが楽しめる『札幌プリンスホテル』へ。オープンの時間よりも少し早く到着しましたが、レストラン前にはすでに行列が出来ていて、人気の様子が伺えます。
 和洋中の種類に富んだ料理を前に、「それ、どこにあったの?」、「あら、おいしそうだね。私も持って来よう!」と、楽しそうな会話が聞こえてきます。焼きたてのパンやデザートの種類も豊富で、食後のコーヒーまでたっぷりと食事を楽しみました。
 次に向かったのは『円山動物園』です。ボランティアガイドの方の出迎えてもらい、最初に、3月に新しくなったゾウ舎へ案内していただきました。
 この日、屋外に出ていたのは、円山動物園唯一のオスのゾウでした。ガイドの方から「もうすぐ11歳になりますが、ゾウの世界ではまだまだ子供です。」と説明を受けると、「やっぱり少し小さいね」などと感想が聞こえ、「ゾウなんて、何年ぶりに見ただろう」という方もいました。その後、ガイドの方に見たい動物のリクエストに応じて、3コースに別れて案内してもらい、集合場所に集まった会員は、歩き疲れているようですが、とても満足そうな表情で動物園を満喫した様子でした。
 夕方、宿泊場所の『小樽朝里クラッセホテル』に到着。温泉に食事に、1日の疲れを癒しました。恒例の食後のカラオケ大会では、初参加の会員さんも歌ってくださり、大盛り上がり!とても親睦の深まった、研修1日目となりました。
 2日目は朝から『小樽芸術村』を訪れました。3館構成になっており、まずは旧三井銀行小樽支店を見学。ここでは、地下の貸金庫室のほか、絹の壁紙が全面に貼られた会議室などを見てまわりました。
 別棟で、有名な作家の絵画や彫刻を鑑賞し、最後はイギリスの教会で実際に使われ歴史あるステンドグラスの前で記念撮影をさせて頂きました。
 このあとは『かま栄』へと移動し、お土産を購入して昼食会場に。この日もホテルビュッフェで出来たての料理を堪能し、帰路につきました。

 8月には、会員21名が参加し、鹿追方面での第1回研修会を行いました。当日は、あいにくの雨。そんな中、初めに『中鹿追バイオガスプラント』を訪問。バスに乗ったまま施設内を案内してもらい、巨大な発酵槽や貯留槽のほか、北海道には、ここを含めて3ヵ所しかないという水素ステーションなどを見学しました。研究棟では、チョウザメを飼育する水槽を見せて頂き、まだ小さいサメには「あら、かわいいね!」、大きく成長したサメには「キャビア、入っているかな」と、興味津々に水槽を覗き込みました。花が咲いていると聞いて、楽しみにしていたマンゴーの栽培ハウスは、受粉のためにハチが放たれており、残念ながら見ることが出来ませんでしたが、国内有数規模のバイオガスプラント施設を見学でき、貴重な体験となりました。
 昼食は、然別湖畔『ホテル風水』にある、湖の見えるレストランでいただき、その後、同ホテルの大広間を借りて2時間ほど自由時間となりました。温泉や買物、大広間で歓談するなど、時間いっぱい楽しみました。
 最後は、買物と休憩を兼ねて『パティスリーroku』に立ち寄り、清水町へと戻りました。

 どちらの研修会も、全員の笑顔とともに終了となりました。