今年の十勝清水町(十勝地方)は、昨年冬の雪不足、4月、5月の雨不足により例年になく畑がカラカラに乾いている状態です。 

好天が続いたおかげで5月中旬頃からの播種作業は順調に進みましたが、土壌水分が極端に少ないため土煙に包まれての播種作業となりました。

また、乾いた土は砂粒となって風に飛ばされやすく、風で飛ばされた砂粒が作物に当たる事により作物が枯れてしまう場合があります。

大豆の発芽は5月下旬頃から始まりましたが、干ばつの影響により発芽が不揃いな畑が散見され、今後しばらくは水不足、風害の影響が心配される状況です。

今後、6月中旬以降は1年で一番大変な雑草との戦いが始まりますが、十勝クリーン大豆生産組合ではカルチによる機械除草や、ホーによる手取り除草により農薬の使用回数を出来る限り減らし、皆様に安心して食べていただけるよう、汗を流し丹精をこめて大豆を生産しております。

この汗と思いが大豆に伝わることを信じ、この苛酷な環境でもしっかりと元気に育ってくれることを願っております!